Hair Trend News
東京をはじめ、世界中で行われる800を超えるファッションショーをサポートし、ファッショントレンドに携わっているロレアル プロフェッショナル。ファッション界との強力な結びつきにより、ロレアル プロフェッショナルサロンがショーのクリエイションサポーターとして才能を発揮していただける環境を整えています。

Hair Trend News

ujoh

HAIR BY AOKI with Le Clic & wephair

2016/10/22 @HIKARIE HALL B

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sulvam

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SHOW INSPIRATION

YOHJI YAMAMOTOの元パタンナー・藤田 哲平が2014AWコレクションより始動。洋服は「人の一部となる物づくり」を根底に置いて制作する。
服作りの基本を外さない確固たるストラクチャーと、基本を熟知しているからこその柔軟な発想が同居するモードスタイルを発信している。
ラテン語で即興演奏を意味する「Salvum」からとったブランド名は、ファッションに携わる全てのプロフェッショナルたちが、バンドのジャムセッションのようにそれぞれのインスピレーションを具現化していく……そんなプロセスを表している。

 

真島昌利の「こんなもんじゃない」が鳴り響く中、プロ・アマ問わず個性的なモデルたちが、しっかりとした足取りで会場を闊歩し、人間の力強さを表現。切りっぱなしの生地、糸のほつれが露わになったままの服からも、荒々しさや、力強さが伝わってくる。まるでロックのライブのような、服、ヘア、モデル、会場演出とが一体となった熱いショー。

 

HAIR STYLING /// AOKI

Hair Keyword「素材を活かした空気感で、個々の力強さを表現」

バックルームからステージまでの距離感をなくす

ショーのスタッフとも相談して、ミュージシャンがライブのステージに登場するように、モデルさんがバックルームの熱をステージまで持って行くような、そんなイメージで臨みました。ファッションショーなので主役はあくまで洋服ですが、モデルがまとうものは、ヘアや洋服、そのすべてを含めて「空気感」として表現するよう努めました。

イメージを感覚でとらえながら空気感を大切に

「髪型を作る」というよりも、「モデルを活かす」。「作り上げる」のではなく「寄り添う」イメージ。一人ひとりの髪に触りながら、髪の動きやモデルの顔を見て、何も考えずに感覚で、「ここが完成形だな」という瞬間をとらえるようにしました。

Tips(ポイント)

■ブランドが目指す「単純に格好良い人に着てもらいたいだけ」という空気感をモデルが最大限表現するため、あえて作りこまないヘアスタイルに。

 

<STEP By Step>

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  1. バランス3のムースでベース作り。髪質に合わせてノーマル、またはハードを使用。
  2. 根元に重さを、毛先は軽く。髪をコントロールしたかったので、根元を中心にしっかりつける。
  3. 全体をハンドブロー。アイロンでクセを直す。
  4. 毛先に、テクニアート フィックスムーブかプリをモデルによって使い分ける。
  5. 根元をスライスして、丁寧に根元だけにルミコントロールをつけていく。短髪のメンズモデルには、全体にたっぷりつけて質感を出す。レディースは根元につけ、残ったら毛先に。
 
 
CHINATSUさん(SIGNO)

Main hair director : AOKIさん

Sulvamの服のコンセプトは「人の一部となる物づくり」。そこに共感し、髪型を作るのではなく、その一人ひとりの良さに気づいて、活かしていくというイメージで臨みました。ショーの良さはライブ感。バックステージのスタッフの熱気をまとったモデルたちが、その空気感をステージで爆発させられたら、と思い現場の空気感をつねに意識していました。そのためには、一人ひとり髪を触りながら、触ったときの動きやモデルの表情を見たときの気づきが大切。サポートサロンの方にも、全部指示通りではなく、イメージを伝えて自分でどうするかを考えて現場で臨機応変に対応いただきました。バックステージで共にクリエイションすることでメゾンが目指す空気感を肌で感じていただけたと思います。
 

CHINATSUさん(SIGNO)

Support Salon : Le Clic

http://aveda.le-clic.com/

AOKIさんは、こちらが恐縮してしまうくらい私たちのことを気にかけてくださって、いろいろなことを丁寧に教えていただきました。「僕の指示は一から十まで守る必要はなく、最終的に完成形になればいいから」とおっしゃって、あとは個々のやり方に任せてくださったので、とてもやりがいがありました。AOKIさんがとにかく大切にされていたのが“世界観”。洋服をベースに、「スタイルを作るというよりは、その場の空気を作るイメージ」という仕事の流儀にも、とても共感しました。実際にステージを見ると、洋服・ヘアだけでなく、モデルさんや音楽までが一体となった世界観に感動してしまいました。

チームリーダー:福治真里花さん 

CHINATSUさん(SIGNO)

Support Salon : wephair

http://wep-hair.com/

今回ショーの現場に初めて携わらせていただきました。わずか数分間の本番に向かって、緊張感を最高にまで高めていくショーの現場での仕事は、お客様の日常を彩る普段のサロンワークとは、全然別の職業といってもいいくらい違っていて、正直驚くことばかりでした。AOKIさんは、ヘア作りの一つひとつに対するこだわりをとても大切にされていました。ですが、例えばスタイル剤の量など、指示がきっちり細かいわけではありません。最初にイメージで伝えてくださって、あとはそれぞれが自由にAOKIさんのイメージにつなげていけばよかったので、とてもやりやすかったですし、やりがいもありました。

チームリーダー:野田ひろみさん 

 

 
 

 

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