エルネットの歴史

ヘアスプレーのスター、 スターたちのヘアスプレー“エルネット サテン”

常に流行の先端を走り続けているヘアスプレーのスター、スターたちのヘアスプレー・エルネット サテン。 「The Golden Goddess（黄金の女神）」という異名をもつこの製品は、1960年にフランスで開発されて以来、完璧なホールド力がありながら、ブラシをかければ髪を簡単にほぐすことができるというロレアル研究所の独自のテクノロジーによって生み出された抜群のフォーミュラにより、撮影現場で活躍するプロのヘアスタイリストはもちろん、サロンの美容師たちにとってもなくてはならない必須アイテムとなっています。

伝説の誕生

ロレアルは、初のヘアスプレー“Oréal Net”発売から3年後に、“Elnett Souple”を発売。この新製品の登場により、世界中の女性たち、そしてヘアスタイリストたちのヘアスタイリングが一変し、新しいヘアスタイリングの時代が切り開かれました。 それまで、ヘアスタイリング製品といえば、髪のボリュームを抑え込むポマードか、髪をガチガチに固める不自然な仕上がりのスプレーのみでしたが、エルネットはしなやかさと輝きを与えて髪をソフトでシルキーな状態にキープするという非常に画期的な製品だったのです。 選び抜かれたポリマーが髪表面にしなやかな膜を作ることによって、髪をガチガチに固めたり乾燥させたりすることなく髪にしっかりとしたホールド力を与え、ブラッシングで髪が簡単にほぐれるという全く新しい特徴を備えていました。 この革命的フォーミュラは世界中で人気を博し、エルネットはロレアル の主力製品となり、その後の50年以上の間、ヘアスタイリングに不可欠な製品となってゆくのです。 1962年、より自由で柔軟なヘアスタイルが求められるようになったことに伴い、 新バージョンの“Elnett Satin (エルネットサテン)”が登場。 パッケージデザインも、より魅力的で洗練され、現代的なものになりました。 そして、1963年、エルネットはついに、有名アーティスト、ルネ・グリュオーによるウェービーヘアの女性のイラストを中央に配した、黄金色の容器になりました。
 

日本でもヘアアーティストに愛され続ける“エルネット サテン”

日本での“エルネット サテン”の発売は、1964年にまで遡ります。以来50年以上もの間、プロフェッショナルたちのマストハブアイテムとして支持され続けてきました。霧のように軽い霧状スプレーでムラなく均一に塗布でき、スプレー後にブラッシングしても白くフレーキングせずリスタイルが可能なスプレーは、東京コレクションをはじめとする世界中のコレクションのバックステージで見かけないシーズンはなく、 レッドカーペットでの大女優たちのヘアスタイリングや、映画の撮影現場などでもプロのヘアスタイリストのマストハブアイテムとなっている。